大学職員になるためには、各大学が行う様々な採用試験を突破しなければいけません。
行う内容は大学によりけりですが、大体の選考の流れは同じです。
こちらの記事では、大学職員になるまでの応募から内定までの流れや倍率、私の応募実績などを紹介していきます。

まずは、全体の流れを把握しイメージをつかんだうえで、各選考の対策を進めていきましょう!
私立大学職員への転職例で紹介していきます。
大学職員への応募実績

はじめに、私の約1年半の転職活動期間中に応募した実績を紹介します。
なんとその数、23大学でした!
改めて集計してみて、自分でも驚きの数でした。

周りの中途採用入職者の話を聞くと、応募した数は多くても10大学ほどで、人によっては1大学のみを受けてその大学に合格して入職したという人もいました。
もっと応募したという方もいると思いますが、周りの人と比べると私はだいぶ苦労したほうだなとしみじみ思います・・笑
さらに応募した大学の戦績表を以下のように整理してみました。参考にしてください。
段階 | 通過数 | 通過率※1 | 内定までの通過率※2 |
---|---|---|---|
書類選考 | 8 | 35% | 35% |
一次面接 | 5 | 63% | 22% |
二次面接 | 3 | 60% | 13% |
最終面接 | 2 | 67% | 9% |
※1:各段階の通過数➗前段階の通過数
※2:各段階の通過数➗応募総数(23)
表を見ると、書類選考の通過率が低いのがわかりますね。ちなみに体感ではもっと書類選考で落とされた感覚がありました。
書類選考を通過すると面接に入りますが、その間に筆記試験やwebテストを課す大学もありました。
大学職員への具体的な転職活動のスケジュール、おすすめの進め方や対策はこちらの記事を参照してください。
大学職員中途採用試験の倍率

結論から言うと、倍率は高いです。
有名大学やブランド力がある大学となると、より高くなります。
自大学・他大学の職員から収集した情報によると、募集人数「若干名(2~3人)」のところに、300人~500人の書類が届くこともあるようです。
倍率にすると、100倍~200倍と、数字だけ見ると心が折れそうになりますね・・・
ただ、書類の内容や一次面接の内容を聞くと、「なんとなく応募してきた人」・「大学職員のことをよく理解せずに応募してきた人」が一定数いるため、自身がしっかりと対策をして採用試験に臨めば、実質の倍率はかなり下がるようです。
数字だけ見て諦めるのはもったいないので、本ブログ内で紹介している各採用試験対策を参考にして、粘り強く挑戦することをおすすめします。
大学職員採用試験の応募~内定までの流れ
大学職員への転職の流れは、基本的には一般企業の転職と同様と理解してOKです。
各選考内容に焦点を当てながら、応募~内定までの流れを紹介していきます。
大学職員 | 一般企業 | |
---|---|---|
応募方法 | 転職サイト、転職エージェント大学HPより直接 | 転職サイト、転職エージェント、企業HPより直接 |
選考内容 | 書類選考、筆記試験、小論文、面接 | 書類選考、面接 |
募集時期 | 年間通して募集あり | 年間通して募集あり |
応募から内定までの期間 | 2~3か月 | 約1か月 |
書類選考
準備する書類の多さ、内容、通過率等に鑑み、採用試験の最初で最大のハードルといっても過言ではないかもしれません。
非常に時間と手間がかかりますが、決して手を抜いてはいけません。
書類選考通過後、最終面接まで面接官が使用する貴重な資料となりますので、文字の丁寧さ・誤字脱字などこまかな点にも注意が必要です。
応募方法は、大学というまだ古き良き体質の名残からか、多くの大学が書類を紙で郵送する形となります。
履歴書や志望理由書等は手書きでの指定の大学も多く、手間と時間がかかるポイントになります。
書類選考対策についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
筆記試験
書類選考通過後に、筆記試験を課す大学もあります。
私が応募した大学の中だと、約3~4割の大学で筆記試験がありました。
内容は、皆さんも新卒の就職活動の際に経験したことが多いであろう、「SPI」や「玉手箱」・「CAB」です。
テストセンターで受験する場合や一次面接とあわせて受験する場合がありますが、個人的にはこれらの内容の場合は、特別な対策は必要ないと思います。
厳密に言うと、SPI等の対策に時間をかけるよりも、面接対策や他大学の書類作成等に時間をかけたほうがおすすめです。
ただ、「小論文試験」を課してくる大学もありますので、こちらは多少の対策が必要となります。
私は2つの大学で小論文試験を受けました。(書類選考通過8大学のうち2大学なので意外と多いですね。)
課されるテーマは大学によって多様のため、事前に完璧な対策をするのは難しいですが、最低限以下の3つのポイントを理解・準備しておくことをおすすめします。
面接

書類選考、筆記試験を通過したら、いよいよ面接試験となります。
面接試験も大学職員の採用選考独特の傾向が顕著に現れます。
面接試験について、実際に受けた質問や各段階の面接のポイント等の詳しい内容は以下の記事を読んでください。
厳しい倍率の書類選考・筆記試験を通過したら、内定まではあと一歩です。

とは言っても、大学職員の面接試験は容赦なく落とされる構造になっていますので、気を抜かず最後まで走り抜けましょう!
内定

長く厳しい道のりの採用試験をすべて通過したらようやく内定です。
苦労した分、内定をいただいた際は鳥肌が立ち、電車に乗っていましたが思わずそこでガッツポーズをしそうになるくらいの喜びでした笑
ですが、大学職員の面接採用試験は最終面接でも容赦なく落とされることを忘れないでください。
内定をいただいた際とは逆に、志望度が高い大学より最終面接で不合格となった際は、切り替えの早いタイプの私でさえ、ショックのあまり1週間ほどは仕事が手につかない状態に陥りました。
最終面接に進んだ3つの大学で、私がいただいた内定の通知方法と通知までの時期を以下にまとめましたので、参考にしてください。
大学 | 合否 | 通知方法 | 通知時期 |
---|---|---|---|
A大学 | 内定 | 電話とメール | 最終面接終了から約1週間後 |
B大学 | 不合格 | 書面(郵送) | 最終面接終了から約2週間後 |
C大学 | 内定 | メールのみ | 最終面接終了から約1週間後 |
長く険しい大学職員までの道のり
大学職員に転職するまでの、応募方法から内定までの大まかな流れを紹介しました。
各段階の選考の対策を行い、各選考の通過率を高めることはもちろんできますが、決して100%にすることはできません。
採用選考には、「運」の要素も絡んできます。
そのため、完璧な面接の受け答えができても落ちるかもしれないですし、優秀な方でも応募大学との相性で落とされることもあるかもしれません。
決して、2~3大学から落とされてしまっても、簡単には諦めずに、粘り強く挑戦してみることをおすすめします。

大学職員への転職は、私のように長く険しい日々を過ごすことになる可能性もあります。
ですが、簡単にあきらめずに自分が納得のいくまで挑戦することが大事だと思うので、現職の仕事の状況に鑑み、無理しすぎずに頑張ってください!