大学職員の日常

【大学職員の人間関係を紹介】他大学の職員との関係性編

みっちー

首都圏の私立大学で働く現役大学職員(中途6年目) ■元社畜営業マン ■約1年半におよぶ自身の転職体験と大学職員のリアルをお伝え ■大学職員を目指す全ての方を応援します

大学職員を取り巻く人間関係を紹介するシリーズの「他大学の職員との関係性編」です。

大学職員は所属している大学だけでなく、同じ大学業界の他大学の職員との関りもあるのが特徴です。

他大学は自大学から見ると、厳しい大学業界の中での競合・ライバルなのですが、利益を求めない組織ということもあってか職員同士はあまりそこを意識せずに逆に仲間意識のような関係性で接している方が多いです。

私は民間企業の営業職で働いていた頃、同業界の競合企業の社員とはバチバチにやりあっていましたので、今のこのような関係性には初めは少し戸惑うこともありました。

ですが、実際に他大学の職員の方と接すると、想像以上に得られるメリットが多く、むしろ積極的に関わっていくべきだと今は感じています。

私自身や周辺の方々の経験をもとに、関われる機会が多い部署、メリットなどをあわせて他大学の職員との関係性を紹介していきます。

他大学の職員との関係性はあるが・・・

他大学の職員とは同じ部署でのつながりを通して関わることもできれば、複数の大学の職員が参加する研修会や繋がりの深い大学同士での関わりなどさまざまな形で知り合うことができます。

私自身もさまざまな機会で多くの他大学の大学の職員の方と関わってきましたが、関係性での利益やメリットももちろん大切なのですが、やはり人間同士なので相性がいいと思う方との関係性が続いていくこととなると思います。

知り合える機会は多いけど、それがいい関係性になるかどうかは正直、接してみないとわからないと思います。

ですが、人によってはそんなに仲良くないけど、ただ他大学の情報収集を行うために、さまざまな大学の職員とつながっている方もいますので、関係性については人ぞれぞれさまざまな形になると考えます。

私は前述したとおり、相性が良さそうだなと思う人とだけ関係性を続けたいタイプなので、名刺交換だけしてそれ以降は音沙汰がない方もたくさんいます笑

大学職員同士の研修会に参加する人は多い

大学職員になると、所属大学の人事課や先輩職員からの紹介などで様々な大学職員同士の研修会の案内が届きます。

また、自分から研修会を見つけることももちろん出来ますし、私は大学職員になって思った以上に大学職員同士の研修は多いのだなと感じました。

私は大学から紹介されたわりと大規模な入職が浅い職員同士の研修会へ参加しました。

入試課の仕事で他大学の職員と短い時間話すことはありましたが、複数日で長い時間じっくりと話す機会はなかったため、様々な大学の職員と話すことができて非常に勉強になった記憶があります。

知り合った方全員ではありませんが、研修が終わって数年経った今でもたまに連絡を取っている方もいます。

繋がりの深い大学同士での関わりもある

誰でも参加できるような研修会もあれば、昔から伝統でつながりの深い大学同士での関わりもあります。

所属していた入試課の際は、その繋がりや近隣大学で合同入試相談会を行っている大学もありました。

他部署でも、研修会・勉強会という形で複数大学合同で実施しているようです。

私の大学の場合ですが、様々な部署の中で入試課が1番他大学との関わりが強い傾向にあります。

大学の中でも特に入試課は世の中のトレンドや変革、受験生を獲得しなければならないため、情報収集が必要だからだと思います。

(余談)他大学の職員との恋愛模様

最後に少し余談ですが、これまで紹介してきたように様々な形で少なからずどの職員も他大学の職員との関わりがある中で、恋愛に発展することがあるのかについて少しだけ紹介します。

私が実際に見てきた中で付き合ったり、結婚した方はいませんが、先輩職員では実際にそのような経験をした方がいます。

そのため、いいご縁があればプラスアルファでプライベートも充実する可能性も十分にあるので、そのような面でも研修会へ参加する意義はあるのだと思います。

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みっちー

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